マジカルオイルにインセンス(お香)
なにそれ?っていわれる方も多いのではないでしょうか?
魔術に限らず、油(清めの香油)を塗って聖別儀式を行ったり、
治療目的でマッサージなどに用いたりというのは
古今東西あったようです。
中世ヨーロッパでは皇帝の戴冠式にも行われたらしく
宗教や信仰の枠を超え、政治の領域にまで拡散していたものと思われます。
その際、おおむね「香」を焚き、場所を浄化すると同時に
神への祈りへの奉納として行われていたようです。
オイルは四大元素の「水」、お香は「風」の象徴です。
まずはお香について。
儀式魔術では種の形になったものや粉状のものが使われますが、
はじめて試みられる人にはスティックインセンスがいいでしょう。
ラブ・幸運・金銭・防御など種類も多岐に渡っていて、使いやすいです。
自分自身はこのように目的別に使用しています。
赤はラブ、黄色はプロテクト・紫はスピリチュアルワーク(占いなど)黒は防御・退去命令などの用途に合わせています。香炉は雑貨店で売っている木製香炉でかまいません。
下に敷いているのはクラフト用の皮のはぎれです。
ろうそくを燃やす場合も含め、何よりも大事なのは火災を出さないことです。
皮ならば、お香の火玉が落ちでもすぐ燃え広がる危険は小さいです。
アロマテラピーが大ブームな昨今ですが、それに起因する火災も多いようです。
通常は一回に1本焚きますが、効果を高めるために3本連続してとか、
3本を一度に燃やす、というのもあります。木製香炉を2枚用意しておけば
こうしたケースにも応用が利きます。
瞑想目的には「メディテーション香」が一般的です。
「ムーン(月)香」は透視・占いなどにインスピレーションを与えます。
お香は嗅覚に働きかけ、イマジネーションを増大させます。
眠ったままでいるあなたの意識の底のパワーを呼び覚まし、
願望達成へと導く役割を持っています。
当店では、アメリカの魔術ショップ取り扱いと同じ商品を取り扱っています。
仕入れたお香は店長のみが出し入れ等の在庫を管理し、
家人には手を触れることを禁じています。クリアーな状態でお客様に
お届けできるよう、配慮いたしております。